イタリア国債、相場回復始まる-S&Pが格下げ見送りで

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  • ムーディーズとS&Pの格付け見直しでジャンク入り免れる
  • S&Pはイタリア格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げた

イタリアのポピュリスト政権と国債市場は、借り入れコストをさらに急上昇させかねない格付け見直しを乗り切った。29日の欧州債市場でイタリア国債は値上がりした。

  S&Pグローバル・レーティングは26日、イタリアのソブリン格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたものの、投資不適格(ジャンク)級から2段階上の現行格付けを据え置いた。

  1週間前にはムーディーズ・インベスターズ・サービスがイタリアを格下げしたものの、投資適格級にとどめた。2つの格付け会社の見直しを乗り切りジャンク入りを回避したことで、イタリアの連立政権は規則違反の予算案を巡る欧州連合(EU)との交渉で立場が強まるかもしれない。

  ロンドン時間午前7時30分現在、イタリア10年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.35%。ドイツ債とのスプレッドは300bp未満に縮小した。今月は一時、341bpに達していた。

原題:Italian Bond Revival May Begin as S&P Holds Fire on Rating Cut(抜粋)
Italian Bond Revival Begins as S&P Holds Fire on Rating Cut (1)

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