武田薬が欧州の市販薬事業売却を検討、債務削減策

更新日時
  • シャイアーを買収した後の債務削減策を武田薬は検討
  • 最終決定はまだで、売却を取りやめる可能性もあると関係者
Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg
Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg

武田薬品工業はシャイアーを620億ドル(約6兆9400億円)で買収した後の債務削減策を検討する中で、欧州の市販薬事業の売却を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。情報が部外秘であることを理由に匿名を条件に語った。

  これら関係者によると、武田薬はJPモルガン・チェースのアドバイザーと共に選択肢を検討している。売却プロセスは来年中に始まる可能性があり、評価額は10億ユーロ(約1280億円)前後になる見込みだという。

  まだ最終決定は下されておらず、売却を取りやめる可能性もあると関係者らは語った。武田薬とJPモルガンの担当者はコメントを控えた。

  シャイアー買収により、武田薬は大きな変革を迫られるほか、利幅が大きい希少疾患薬分野の新薬候補を手厚くできる。武田薬はシャイアー買収のコスト負担に対処するため、ドライアイ治療薬「シードラ」やシャイアーの「ナトパラ」など他の資産売却も検討しているとブルームバーグは9月に報じている。

原題:Takeda Said to Mull Selling European Over-the-Counter Assets (1) (抜粋)

(評価額の情報などを追加して更新します.)
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