暴力事件とトランプ氏の政治発言に関連性なし-ペンス副大統領ら主張

  • 「有害」な政治環境の改革は大統領が始めるべきだと元国土安保長官
  • 不審物郵送やピッツバーグでの銃乱射事件を受け発言相次ぐ

トランプ大統領

Photographer: Al Drago/Bloomberg
Photographer: Al Drago/Bloomberg

オバマ前米政権で国土安全保障長官を務めたジェイ・ジョンソン氏は「有害」な政治環境の改革は政治トップが始めなければならないと述べた。一方、トランプ大統領を支えるペンス副大統領らは、大統領のとげとげしい政治発言と米国における暴力の高まりには関連性はないと主張した。

  パイプ爆弾とみられる不審物が郵送された先週の一連の事件や、ペンシルベニア州ピッツバーグのユダヤ教礼拝所での27日の銃乱射事件を受けジョンソン氏は、社会規範から外れた政治論議をうのみにして正気を失った人たちが、武器や爆弾で社会を変えるのが自分の義務だと思い込んでいると指摘した。

  同氏は28日に放送されたABC放送の番組「ジス・ウィーク」で、「トランプ大統領は最も大きなマイク、拡声器を持っている」と発言。「より社会規範にかなった会話や環境全般への変革をリーダーが主張するよう、米国民は求めるべきだ」と語った。

  これに対しトランプ政権からは、ニールセン国土安全保障長官が28日の「FOXニュース・サンデー」で、トランプ大統領はこのところの事件に責任があるかと問われ、大統領は「暴力が米国に根付くのを決して許さないと極めて明確に述べている」と答えた。

  ペンス副大統領も27日のNBCニュースとのインタビューで、トランプ大統領自身や他の共和党指導者の挑発的言動が政治暴力を後押ししているとの見方を否定していた。

原題:As Violence Rises, Trump Allies Reject Linking Words, Action (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE