イタリア政府、19年予算で時間軸の調整メカニズム検討か-伊紙

  • 時間軸を引き延ばすことで支出を薄める効果を期待とメッサジェロ
  • パスキについては合併という選択肢が採用される可能性あると同紙

イタリア政府は、財政赤字の国内総生産(GDP)比率が目標を突破する場合に備えて、2019年予算に調整メカニズムを導入する可能性を検討している。同国紙メッサジェロが情報源を明らかにせずに報じた。

  メッサジェロ紙によれば、予算項目について「かなりの」時間調整を行うことを条件に予算案を提示した内容のまま承認するよう欧州連合(EU)を説得する狙いがありそうだ。

  調整メカニズムは、最低所得保障や年金といった財政負担の最も大きい項目が主に関係し、時間軸を引き延ばすことで支出を薄める効果が期待できる。調整のタイミングは5月の欧州議会選挙後となり、財政赤字のGDP比率を2%未満に抑制する措置が盛り込まれる可能性がある。

  同紙はまた、連立パートナーの反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」が、脆弱(ぜいじゃく)な銀行支援のための公的資金活用に反対していることを考えると、少なくともモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナについては、バンコポスタとの合併という選択肢が採用されることもあり得ると指摘した。

原題:Italy Could Adjust Budget Post-Europe Elections, Messaggero Says(抜粋)

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