イタリア財務相:銀行が危機に陥れば介入へ-当面「危険存在しない」

  • 政府の介入について「何もおかしくない」とトリア財務相
  • イタリアの銀行は堅実でストレステストを合格できる状態だと財務相

イタリアのトリア財務相は27日、銀行セクターが危機に陥った場合、支援のために政府が介入すると語った。連立政権を構成する右派政党「同盟」の書記長、サルビーニ副首相兼内相もこの週、同様の趣旨の発言を行った。

トリア財務相

写真家:Giulio Napolitano / Bloomberg

  トリア財務相は、危機が起きれば、政府は「何らかの方法で介入する必要がある」とした上で、そのような場合の政府の介入について、「何もおかしくない。いかなる政府もそうせざるを得ないだろう」と述べた。ANSA通信が伝えた。

  ANSA通信によれば、トリア氏はイタリアの銀行が引き続き堅実で、大部分が資本水準についてストレステスト(健全性審査)を合格できる状態にあり、銀行にとって当面「危険は存在しない」と主張。債券スプレッド水準の拡大が引き続き主なリスク要因だが、イタリアの予算案を巡る懸念ではなく、「政治不安」に起因するとの認識を示した。

  ディマイオ副首相兼経済発展相が党首を務める反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」は、今年3月の総選挙に向けて示した政策綱領で、経営難の銀行を支援した過去の政権を批判していた。一方、ロイター通信によると、同盟のサルビーニ副首相は「企業ないし銀行が必要とするなら、われわれはここにいる」と25日に発言していた。

原題:Tria Says Italy Government Would Intervene in a Bank Crisis (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE