【米国株・国債・商品】ハイテク売り続く、S&Pが調整入り目前

更新日時
  • 決算期待外れのアマゾンとアルファベット大幅安、ナスダック2%安
  • 「不安定な環境」続く-原油は3週続落、金は4週続伸

26日の米株式市場ではハイテク売りが続き、ナスダック総合指数とS&P500種株価指数が調整局面入りすれすれの水準となった。米国債は米国株の軟調を背景とした逃避需要で大幅反発した。

  • 米国株は大幅反落、S&P500とナスダック総合は調整局面入りに近づく
  • 米国債は大幅反発、10年債利回り3.08%
  • NY原油は3日続伸-週間では3週続落
  • NY金は続伸、米株軟調受け-今週は0.6%高

  S&P500種は9月に記録した直近の最高値からの下落率が10%弱となった。ナスダック総合は、前日発表した決算が市場予想に届かなかったアマゾン・ドット・コムとアルファベットが売られたことの影響をまともに受けた。CBOEボラティリティー指数(VIX)は、相場変動が2月以来で最も激しいことを示している。

  S&P500種は前日比1.7%下げて2658.69。ダウ工業株30種平均は296.24ドル(1.2%)安の24688.31ドル、ナスダック総合は2.1%安。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.08%。

  ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。一時はバレル当たり67ドルを割り込む場面があった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は39セント(0.4%)高の1バレル=67.59ドルで終了。ただ週間では2.2%下落し、これで3週続落となった。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。朝方の米国株急落が金を押し上げたと、RJOフューチャーズのストラテジスト、フィル・ストライブル氏は指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.3%高の1オンス=1235.80ドルで終了。日中は7月以来の高値を付ける場面があった。週間ベースでも上昇し、連騰記録を1月以来最長の4週に延ばした。

  ニューブリッジ・セキュリティーズのチーフマーケットストラテジスト、ドナルド・セルキン氏は「大幅上昇する日があるかと思えば逆に急落する日もあり、非常に足場が不安定な環境だ」と指摘。「一貫性がない。危なっかしく、神経がすり減る」と述べた。

  米10年債利回りは今週11bp以上下げ、週間ベースで5月以来の大幅な低下となった。

原題:Tech Meltdown Pushes Stocks to Edge of Correction: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rally, Curve Steepens, Amid Tech-Led Equity Sell-Off
Oil’s Decline Stretches to Third Week as ‘Fear Selling’ Spreads
PRECIOUS: Gold Climbs for Fourth Straight Week as Equities Reel

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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