米OMB局長、金融当局に利上げ路線再考求める-トランプ氏に同調

トランプ米大統領の追加利上げ不要論に、予算担当の米政府当局者が賛同した。

  マルバニー行政管理予算局(OMB)長官は、最新の国内総生産(GDP)統計はおそらく「金融当局がこれまでにその意向を示した通り利上げする負担を取り除くものだ」と述べた。米商務省が26日発表した7-9月(第3四半期)の実質GDP速報値は予想を上回った。米インフレ率は抑制された状態にある。

マルバニー米OMB局長(10月26日、ホワイトハウス前で)

Al Drago / Bloomberg

  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる米金融当局が景気の過熱防止を目的に漸進的な利上げを進めていることに対し、トランプ大統領はこのところ批判の語気を強めている。トランプ氏は利上げが米経済成長を妨げると述べてきた。

  第3四半期の実質GDP伸び率は3.5%と、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(3.3%)を上回った。

  トランプ大統領はFRB批判を繰り広げているものの、パウエル議長の交代に動きはしないだろうと、マルバニー氏は26日述べた。

  同氏はブルームバーグテレビとのインタビューで、「現在はGDP成長率が好ましい一方、このような市場で過去に見られたようなインフレが存在しないという、ゴルディロックス(適温)状態にあると、われわれは強く実感している」とも述べた。

マルバニー米OMB局長がブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米GDPなどについてコメント

(Bloomberg)

原題:Mulvaney Joins Trump Pushing Fed to Rethink Rate Hike Strategy(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE