成長エンジンに暗雲、アマゾンとアルファベットの株が大幅安

インターネット2大企業、米アマゾン・ドット・コムとアルファベットの7-9月(第3四半期)決算で成長減速が示されたことが響き、26日の米市場では両社の株価が急落した。

  インターネット小売り最大手のアマゾンは、7-9月の売上高がアナリストの予想を下回った。売上高が2四半期連続で市場予想を下回るのはほぼ4年ぶり。年末商戦を含む10-12月(第4四半期)についても予想を下回る売り上げ見通しを示した。

  グーグルの持ち株会社アルファベットは第3四半期、売上高がやはりアナリスト予想に届かず、グーグル自体の資産から得られる収入は22%増と前期から伸びが鈍化した。

  26日の米株式市場でアマゾンは一時、前日比10.1%安とここ2年余りで最大の下げとなる場面があった。アルファベットは一時5.6%下落した。

ニューバーガー・バーマンのアナリスト、ダニエル・フラックス氏がインタビューで、アマゾンとアルファベットの決算についてコメント

(Bloomberg)

  両社は低金利環境のもと、堅調な世界経済に支えられる形で急速に拡大する電子商取引、デジタル広告、クラウドコンピューティング市場の恩恵にあずかる機会を投資家に提供し、株価が急騰していた。

  だが現在では金利は上昇し、投資家は投資リターンを求めて別の選択肢に目を向けているほか、景気見通しが不透明になった。株式相場が大幅下落したばかりでもあり、両社に業績面でつまずく余地はほとんどない。

  イージス・キャピタルのアナリスト、ビクター・アンソニー氏は「現在の市場環境を踏まえれば、決算は完璧である必要があり、さもなければ売り浴びせの対象になる」と語った。

原題:Amazon, Alphabet Fall as Growth Engines Sputter, Spending Surges(抜粋)

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