ドラギ総裁:ECBの独立性を擁護、イタリア議員の批判受け

  • 中央銀行は財政や政治の影響を受けるべきではない-ECB総裁
  • ドラギ氏は「状況を悪化させている」-ディマイオ副首相

イタリアのポピュリスト政権幹部らがドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は市場の緊張を増大させており、それがイタリアの銀行の健全性を脅かしていると批判したことについて、ドラギ総裁は中銀としての独立性を主張した。

  ドラギ総裁はブリュッセルで26日講演し、「信頼に足る存在かは、独立性で決まる」と発言。「中央銀行は財政や政治の影響を受けるべきではなく、責務を果たすため最も適切な政策手段を選択する自由があるべきだ。従って議員らは中銀の独立性を保護すべきだ」と述べた。

  ドラギ総裁は今週、金融政策会合後の記者会見で、イタリア政府が同国の銀行を支援するために何ができるかとの問いに、「他の答えもあるかもしれないが頭に浮かぶ最初の答えは、トーンを下げ、ユーロの存在に関わる憲法上の枠組みに疑義を呈さないことだ」と答えた。

  これに対してイタリアのディマイオ副首相は26日、ドラギ氏は「状況を悪化させている」と反発。アルベルト・バニャイ上院財政委員会委員長は総裁の警告は「ばかげている」と語った。

原題:Draghi Defends ECB Independence Amid Blame From Italy Populists(抜粋)

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