きょうの国内市況(10月26日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、業績失望の電機やサービス安い-米決算警戒で乱高下

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  26日の東京株式相場は続落。米アマゾン・ドット・コムやアルファベットなど米企業決算が株価に与える影響が懸念される中、国内でも業績失望からキヤノンなど電機、エムスリーなどサービス、日立建機など機械が売られた。

  TOPIXの終値は前日比4.91ポイント(0.3%)安の1596.01、日経平均株価は84円13銭(0.4%)安の2万1184円60銭。

  三菱UFJ国際投信の宮崎高志戦略運用部長は「米企業決算は悪くないが、景気モメンタムが鈍化する中で株価が行き過ぎていたこともあり、資金が引いている側面がある。日本株はボラティリティーが上がりリスクテイクに踏み切れる投資家は少ない」と語る。時間外取引で下落した米アマゾンとアルファベットは「投資家に買われてきたコアの銘柄であり、今晩の米国株は安くなりそう」とみる。

  東証33業種ではサービス、精密機器、情報・通信、電機、機械、化学など19業種が下落。パルプ・紙、輸送用機器、ゴム製品、陸運、不動産、保険、銀行など14業種は上昇した。東証1部売買高は16億9900万株、売買代金は3兆1857億円、値上がり銘柄数は554、値下がりは1502だった。

  
●債券上昇、世界的なリスクオフ再燃で買い優勢ー午後に軟化場面も

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  債券相場は上昇。前日の米国市場で株価が大幅反発して長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した後、午後に国内株式相場が下落に転じると買いが優勢となった。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れが需給の引き締まりを示したことも支えとなった。

  26日の長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比1銭安の150円64銭で開始。午後は株安の進行を背景に買いが優勢となり、一時は150円77銭と中心限月で7月31日以来の高値を付けた。その後、日銀政策に関する報道を受けて150円53銭まで下げたが、すぐに持ち直し、結局は7銭高の150円72銭で引けた。

  三菱UFJ信託銀行資金為替部の鈴木秀雄課長は、「株価がまた下げ始めたのと、国債買い入れオペで残存期間3年超5年以下の応札倍率が低下して需給の引き締まりを意識させたことが円債には下支え要因となった」と指摘した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の352回債利回りは0.115%と、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値を0.5ベーシスポイント(bp)上回って取引を開始したが、午後に株安が加速すると0.105%と9月13日以来の低水準を付けた。一部報道を受けて0.12%まで上昇した後は、0.11%で推移した。

  日銀は午前の金融調節で中期と長期ゾーンを対象に国債買い入れオペを実施した。買い入れ額は1年超3年以下が3000億円、3年超5年以下が3500億円、5年超10年以下が4500億円と、いずれも前回と同額。応札倍率は3年超5年以下が1.78倍と昨年9月以来の低水準となり、売り圧力の弱まりが示された。

●ドル・円下落、株安進行でリスク回避の動き優勢ー112円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。米国株先物やアジア株全般に売り圧力が強まる中、水準を切り下げた。

  26日午後3時1分現在のドル・円は前日比0.2%安の1ドル=112円18銭。朝方に112円44銭まで徐々に水準を切り上げた後は上値が重く、水準を切り下げ、午後に一時112円07銭まで下落した。

三菱UFJ銀行金融市場部為替グループの野本尚宏調査役は、「株があまり上がらなさそうな感じ。英国、欧州連合(EU)、サウジアラビアなど政治問題が出てきているので雰囲気が重苦しくなっている」と指摘。また「米中間選挙を見ないといけない。年明け以降にならないと為替条項の話も出ない。しばらくは動けない」とも語った。

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