金融当局は引き締め過ぎるリスク、米国債オーバーウエートを-シティ

  • マクロ経済はもはやゴルディロックス状態でない
  • 株式の債券に対するアウトパフォーマンスは縮小へ

米経済のゴルディロックス(適温)状態は終わり、それとともに米国債の弱気相場も終わる公算だと、シティグループが予想した。

  ジェレミー・ヘール氏らストラテジストは25日、既にオーバーウエートの米国債の配分をさらに高めることを勧めた。経済成長がピークを越えた公算が大きいことから、米金融政策が景気抑制的になるに伴い「事故」が起こるリスクが高まったとストラテジストらは指摘した。

  ストラテジストらは資産配分リポートで「マクロ経済はもはやゴルディロックス状態ではない。株式の債券に対するアウトパフォーマンスは縮小する」とし、「そういうわけで、現在のバリュエーションで米国債を+2のオーバーウエートとすることが合理的だと考える」と記述した。+2は強いオーバーウエートの推奨を意味する。

  シティは、最近の株式市場での金利敏感セクターのアンダーパフォーマンスは米金融政策が引き締め過ぎになりつつあることの前兆かもしれないとし、絶対的にはまだ高成長だが成長率は低下しつつあり、当局の姿勢によって低下が加速する可能性があると分析した。

原題:Citigroup Increases Bullish Treasuries Call as U.S. Growth Slows(抜粋)
Citi Lifts Treasuries, EM Allocation; Downgrades U.S. High Yield

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE