Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

テスラ決算でウォール街の見方に変化-再び黒字との期待高まる

  • アナリストは10-12月期に1株1.74ドル程度の利益見込む
  • 6月時点では収支とんとんまたは小幅な赤字を予想
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はウォール街の多くの関係者を信捧者に変えた。少なくとも短期的にはだが。

  テスラの7-9月(第3四半期)決算で不意を突かれたアナリストは10-12月(第4四半期)の予想を引き上げており、現時点で1株1.74ドル程度の利益を見込んでいる。これは1日で62%の増加で、1週間前の予想の2倍余りだ。ブルームバーグの集計データが示した。

  10-12月期の市場予想は6月時点で収支とんとんまたは小幅な赤字だった。しかし、マスク氏がセダン「モデル3」の生産拡大で突破口を見いだした上に、価格が6万ドル(約670万円)を超える車の納車が多かった。

  テスラが果たしてこうした価格での納車ぺースを維持できるのかという懐疑論やモデル3の廉価モデル投入が利益率を圧迫しないかという懸念も消えていない。ただ今回の業績は同社の潜在的な収益力についてアナリストが異なった見方をするのに十分な内容だった。

  ロバート・W・ベアードのアナリスト、ベン・カロ氏はリポートで「テスラが持続的な黒字に移行する中で、同社の物語も変化し始めている。見通しの上方修正は近いかもしれない」と指摘した。

原題:Wall Street Buys Into Musk’s Belief Tesla Can Make Money Again(抜粋)

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