Photographer: Michael Nagle

アマゾン株下落、売上高は市場予想下回る

  • 10-12月売上高見通しもアナリストの予想に届かず
  • クラウド部門AWSを含む全カテゴリーで売り上げの伸び鈍化
Photographer: Michael Nagle

アマゾン・ドット・コムの7-9月(第3四半期)売上高はアナリストの予想を下回り、年末商戦を含む10-12月(第4四半期)についても予想を下回る売り上げ見通しを示した。同社の運営するオンライン市場が米国内で飽和状態に達しつつあることを示唆した。

  25日の発表資料によると、7-9月期の売上高は29%増の566億ドル(約6兆3600億円)。アナリストは571億ドルを見込んでいた。10-12月期の売上高は665億-725億ドルの見通し。アナリスト予想平均の738億ドルに届かなかった。発表を受け、アマゾンの株式は時間外取引で一時6.5%安となった。

  デロイト・インサイツによると、米消費者によるオンライン支出は今年のホリデーシーズンに最大22%増加する見通し。アマゾンは米国内のオンライン売上高の半分近くを確保し、そうしたネットショッピングへのシフトの恩恵を受ける見通しだと、イーマーケッターは指摘する。アマゾンは米国内の電子商取引で支配的な地位を築いてきたが、ウォルマートなどのライバルとの競争がより激しくなっている。

  オンライン販売や定額制サービス、クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、成長著しい広告事業を含む全カテゴリーで売り上げの伸びは前期との比較で鈍化した。

  7-9月期の純利益は28億8000万ドル(1株当たり5.75ドル)。前年同期は2億5600万ドル(同52セント)だった。アナリストは1株当たり3.11ドルを予想していた。

原題:Amazon Sales, Revenue Forecast Miss Estimates; Shares Decline(抜粋)

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