【NY外為】ユーロが2カ月ぶり安値、ECBの楽観に懐疑的

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25日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが下落し、2カ月ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が域内景気に対してやや楽観的な見方を示したことにトレーダーが懐疑的な反応を示した。米市場でリスク志向が戻ったことを受け、ドル指数は年初来高値を更新した。

  ニューヨーク在勤トレーダーによると、ドラギ総裁の記者会見終了後にユーロの大規模な売り注文が執行された。ECBは政策金利を据え置くとともに、資産購入を年末で終わらせる方針に基本的に変わりがないことを明らかにした。同総裁はこのところの景気の勢い鈍化を重要視しない考えを示した。

  米経済指標は市場予想を上回った。9月の全体の米耐久財受注は前月比0.8%増(予想1.5%減)。米中古住宅販売成約指数は前月比0.5%上昇(予想は横ばい)。米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.12%となった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。一時は0.2%上昇した。ドルは対円では0.1%高の1ドル=112円42銭。ユーロはドルに対して0.2%安の1ユーロ=1.1375ドル。

欧州時間の取引

  ユーロはドラギ総裁の会見前、ドルに対して小幅高で推移していた。円は対ドルで上値が重くなった。欧州株の大半が反発し、アジア株大幅安の流れを引き継ぐことはなかった。

原題:Euro Drops to Two-Month Low After Doubts on ECB: Inside G-10(抜粋)
  Euro Steadies Before Draghi Presser as Loonie Gains: Inside G-10(抜粋)

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