主要産油国、減産可能性を示唆-数日前の「極力生産する」から一転

  • サウジとロシア含む委員会、在庫増と経済の不透明性を指摘
  • サウジ石油相は23日に「極力大量に生産する」と発言していた
Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg
Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

石油輸出国機構(OPEC)加盟国などの主要産油国は、2019年に原油生産を削減する可能性があると示唆した。在庫の増加と経済の不透明性を巡る懸念があるためだとしており、「極力大量に生産する」と表明した数日前の姿勢を転換させたことになる。

  原油価格は9月に大幅に上昇したが、10月に入ると市場が混乱する中で上げ幅を失った。主要産油国が減産すれば石油市場の見通しが変わり、価格を低水準にとどめるよう繰り返し要求しているトランプ米大統領の怒りに再び火を付ける恐れがある。

  サウジアラビアやロシアを含む産油国の委員会は25日、石油市場の需給が再び不均衡に陥らないよう、来年の生産量について「複数の選択肢」を用意する必要があると強調した。主要産油国は5月以降、生産を増やしてきたが、過去数週間の在庫増加と経済成長鈍化への不安で「路線変更が必要になるかもしれない」との見方を示し、減産再開があり得ることを強くにじませた。

  サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は23日、OPECとその同盟国は需要に対応し供給不足を埋め合わせるために「極力大量に生産する態勢」だと述べていた。

原題:OPEC Lurches From Pump All You Can to Mulling Cuts in Just Days(抜粋)

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