サウジ、カショギ氏殺害が計画的犯行との情報に基づき捜査

更新日時
  • 信頼できる説明を求める国際的な圧力強まる
  • CIA長官が大統領に説明、カショギ氏殺害のテープ聞いたとWP紙
This image taken from CCTV video obtained by the Turkish newspaper Hurriyet claims to show Khashoggi entering the Saudi consulate in Istanbul, Tuesday, Oct. 2, 2018. CCTV via Hurriyet CCTV via Hurriyet
CCTV via Hurriyet

サウジアラビア当局は内部関係者から反体制派に転じたジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害が計画的犯行だったことをほぼ認めた。カショギ氏殺害事件は西側諸国との関係を揺さぶり投資家を混乱させており、サウジは信頼できる説明を迫られている。

  サウジ検察はワシントン・ポスト紙コラムニストだったカショギ氏の殺害を容疑者が意図していたことを示す情報をトルコ当局から得ており、これを踏まえて捜査を続けると、国営サウジ通信が25日に報じた。

ハスペル長官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  今週トルコを訪問したハスペル米中央情報局(CIA)長官はトランプ大統領に同日報告した。ハスペル長官はイスタンブールのサウジ総領事館で10月2日に行われたとされるカショギ氏の尋問と殺害の様子を録音したテープを聴いたとワシントン・ポスト紙が先に報じているが、CIAはこれについてコメントを避けた。トルコ当局者はワシントン・ポスト紙のこの報道は正確だと述べている。

  ホワイトハウスのサンダース報道官は、ハスペル長官が大統領にトルコ側の把握と先方との協議内容を報告したと述べるにとどめた。

  サウジはカショギ氏の死亡を約3週間にわたって否定していたが、先週になって口論の末に誤って殺害されたと発表。ころころと変わる説明に、真実を求める国際社会の声が高まっている。

  サウジは、殺人者らが犯行の隠ぺいを図り、指導者らに虚偽の情報を伝えたとしているが、同氏の遺体がまだ発見されない理由や、なぜ総領事館での面会が暴力に発展したのかの説明はない。トルコの警察はサウジ総領事館にある井戸の水のサンプルを取って調べていると、同国紙ヒュリエトが報じた。

サウジのモハメド・ビン・サルマン皇太子

出所:ブルームバーグ)

原題:Saudis Come Close to Admitting Khashoggi Murder Was Planned (2)(抜粋)
Saudis Come Close to Admitting Khashoggi Murder Was Planned (3)、Sanders says Trump Briefed by Haspel on Khashoggi, Turkey Trip

(ホワイトハウスの発表やトルコ警察の捜査について追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE