ECB、年末で資産購入終了の計画堅持ー景気見通し悪化でも

  • 12月末まで債券購入継続、終了の最終決定は今後の指標次第
  • 政策金利は少なくとも19年の夏の終わりまで現行水準に据え置く
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏経済に減速の兆候が増える中でも、年末で債券購入を終わらせる計画を堅持した。来年終盤の利上げ可能性にも引き続き含みを持たせた。

  ECBは12月末まで月額150億ユーロ(約1兆9200億円)の債券購入を続けると表明。購入終了の最終決定は今後の経済指標次第だと付け加えた。政策金利は少なくとも2019年の「夏の終わりまで」現行水準に据え置くことも再確認した。

ECB金利現在のレベル
中銀預金金利マイナス0.4%
リファイナンスオペの最低応札金利ゼロ
限界貸出金利プラス0.25%

  ユーロ圏経済が直面する問題は、コアインフレ率の低さや米中貿易摩擦、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱リスク、予算を巡るイタリアとEUの対立と数多い。さらに、世界の株式相場は今月に入り大きく下落している。

  投資家はまた、ECBが債券購入を終了した後の満期償還金の再投資で購入指針を変更するかどうかにも注目している。

原題:ECB Sticks to Plan to Rein in Stimulus Even as Outlook Darkens(抜粋)

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