米金融当局、12月FOMCでIOER上げ幅再び抑制か-エコノミスト

米金融当局が12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き上げた場合、超過準備の付利(IOER)の引き上げ幅は0.2ポイントにとどめる可能性があるとの見方が、ウォール街のエコノミストの間で広がっている。

  実効FF金利が誘導目標レンジの上限を上回ってしまう事態を防ぐのが狙いで、レンジ内に収めるよう実際に0.2ポイントの引き上げにとどめれば、6月に続き今年2回目となる。現行の同レンジは2-2.25%。

  IOERの引き上げ幅を0.2ポイントに抑えた6月の対応にもかかわらず、米財務省短期証券(TB)の発行急増や連邦準備制度が進めるバランスシート縮小を背景に実効FF金利は同レンジ内をじりじりと上昇し、IOERとの差はわずか1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、2009年以降で最も小さくなっている。
  

原題:Wall Street Sees Fed Making Another Technical Tweak in December(抜粋)

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