Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

インドが対中輸出拡大目指す、一部品目の関税免除を交渉へ

  • アジア太平洋貿易協定の下で関税の免除を求めると関係者
  • 米中対立でインドが対中貿易赤字を減らす好機
Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

インドは最大の貿易相手国である中国向けに約200品目の輸出を増やす計画を進めている。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。560億ドル(約6兆2700億円)に上る対中貿易赤字の削減を図る。

  この計画はアジア太平洋貿易協定(APTA)の下で多数の製品にかかる関税の免除を求めるもの。協議がまだ続いているとして同関係者が匿名を条件に語った。2019年4月の中国側との交渉で、インド政府はヒマシ油やメントール、花こう岩、ダイヤモンドなどの関税廃止を求めるという。

  1975年に調印されたAPTAはインドやラオス、韓国、スリランカ、中国などを対象に自由な貿易体制を築くことを目指している。関係者は米中が貿易を巡り対立する中で、インドが対中貿易赤字を減らす好機だと説明した。

  インド商工省の報道担当者に2回電話したが応答はなかった。中国商務省にファクスでコメント要請したが、今のところ返答はない。

原題:India Is Said to Plan Trade Deal to Boost Exports to China (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE