【米国株】主要株価指数が年初来の上げを消す

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  • ダウ平均が600ドル超の下げ、ナスダック総合は調整局面入り
  • 予想に届かない一部企業決算や軟調な米住宅指標が重し
Hewlett Packard Enterprise Co. signage is displayed outside of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, Photographer: Michael Nagle
Photographer: Michael Nagle

24日の米株式相場は大幅続落。物価上昇で経済成長が抑制されるとの不安が広がる中、まちまちな企業決算や弱い米住宅指標を受けて売りが加速した。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均はともに年初来の上げを失った。米国債は安全逃避需要の高まりで大幅続伸。

  • 米国株は続落、S&Pとダウが年初来の上げ消す-ナスダック調整局面入り
  • 米国債は大幅続伸、10年債利回り3.10%
  • NY原油は反発、0.6%高
  • NY金は反落、ドル高が重し

  S&P500種は10月月間の下落率が約9%に拡大。AT&Tとテキサス・インスツルメンツの決算が予想に届かず、その他の通信株と半導体株に売りが波及。ボーイングは良好な見通しを示して買われた。ナスダック総合指数は8月に記録した終値ベースの過去最高値から10%余り下げ、調整局面入りした。

  S&P500種は前日比3.1%下げて2656.10。ダウ平均は608.01ドル(2.4%)安の24583.42ドル。ナスダック総合は4.4%安。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.10%。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米エネルギー情報局(EIA)の統計で米原油在庫の増加が市場予想を上回ったことで、値上がり幅は限定的となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は39セント(0.6%)高の1バレル=66.82ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は27セント下げて76.17ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。ドルの上昇が重しとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.5%安の1オンス=1231.10ドルで終了した。

  ニューブリッジ・セキュリティーズのチーフマーケットストラテジスト、ドナルド・セルキン氏は「これは尋常ではない。日中、ファンダメンタルズ面では何も変わらなかった。テクニカル要因で腰折れしたのだろう。ナスダックは300ポイント以上も下げている」と語った。

  朝方発表された9月の米新築住宅販売が市場予想を上回る落ち込みとなったのを受け、住宅建設銘柄があらためて売られた。

  米国債は幅広い年限の銘柄が買われたが、中でも5年債と7年債の上昇が目立った。

原題:Stock Rout Erases 2018 Gains for S&P, Dow Indexes: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Steepen, Holding Early Gains; Eurodollars Rally
Oil Climbs as Refiners Signal Imminent Ramp Up Post-Maintenance
PRECIOUS: Palladium Trades Near 16-Year High Versus Gold Price

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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