マイクロソフト:7-9月収益は予想上回る-クラウドの成長持続

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  • 売上高は前年同期比19%増-決算受けて時間外取引で株価上昇
  • クラウド需要の増加受け新製品やデータセンターへの投資継続へ

ソフトウエア最大手の米マイクロソフトが24日発表した7-9月(第1四半期)決算では、クラウドサービス主導で売上高が好調な伸び持続を示した。インターネットベースのコンピューティングにビジネスをシフトする取り組みの成功が浮き彫りになった。株価は決算発表を受けて時間外取引で上昇した。

  発表資料によると、7-9月期の利益は88億2000万ドル(約9900億円)。1株利益は1.14ドルと、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の96セントを上回った。売上高は前年同期比19%増の291億ドル。市場予想の279億ドルを上回った。クラウド・コンピューティングの「アジュール」の売上高は76%増加。インターネット版の生産性アプリケーション「オフィス365」の売上高は36%伸びた。

  サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、企業が自前の機器ではなくマイクロソフトのデータセンターを利用しデータの保存やアプリケーションの運用を行えるサービスにビジネスをシフトしてきた。こうした市場のリーダーはアマゾン・ドット・コムだが、需要の拡大を受けてマイクロソフトは自社のクラウドサービス、アジュールを使って確固たるビジネスを構築できている。マイクロソフトは急成長するクラウドベースのオフィス用ソフト市場で優位に立っており、パソコン(PC)販売が横ばいでも企業による基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のアップグレードで同社製品の売り上げは伸び続けている。

  決算発表を受けた24日の米株式市場時間外取引では、マイクロソフトの株価は一時約4.5%上昇した。通常取引終値は5.4%安の102.32ドル。

  マイクロソフトがウェブサイトに掲載した資料によると、コマーシャル・クラウドの7-9月期売上高は47%増の85億ドル。同ビジネスの利益率は4ポイント上昇し62%となった。顧客を増やしてサービスの効率的運用を進め、コストをより多くの顧客に分散したことで収益性を改善した。クラウド需要の増加を受け、新製品やデータセンターへの投資を継続する方針も示している。エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)はインタビューで、設備投資が今年増加するものの伸びは昨年よりも緩やかになると説明した。

原題:Microsoft Sales, Profit Jump as Cloud-Fueled Growth Persists (2)(抜粋)

(CFOのコメントを追加し株価を更新します.)
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