サウジ皇太子:カショギ氏殺害「凶悪な犯罪」、対トルコ関係維持訴え

  • あらゆる法的措置講じて捜査し、殺害犯を裁きにかける-皇太子
  • 事件はすべてのサウジ人にとって「非常に痛ましい」

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、同国出身の反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏を殺害した人物を裁きにかけると言明し、そうした「凶悪な犯罪」によってトルコとの関係が悪化することは許されないと述べた。

  ムハンマド皇太子はリヤドで開かれている投資会議で、「サウジアラビアはあらゆる法的措置を講じて捜査し、犯人を裁判にかける」と発言。「この痛ましい事件を利用して(トルコとサウジの)2国を分断させようとする人が多くいる。しかし、そうはさせない」と語った。

「正当化できない凶悪な犯罪だ」と話すサウジアラビアのムハンマド皇太子(24日)

Source: Bloomberg)

  この演説の直前、ムハンマド皇太子はトルコのエルドアン大統領とカショギ氏殺害事件について電話で会談。それまでトルコは事件の責任が皇太子にあると非難する方向に傾いているとみられていたが、電話会談が伝わるとその観測は鎮まった様子だ。

  ムハンマド皇太子は少なくとも1400人以上に上る聴衆に対し、「発生した事件は全てのサウジ人、とりわけサウジ市民にとって非常に痛ましい。世界の誰にとってもそうだ」と語り、サウジ治安当局を改革するべき時だと付け加えた。

原題:Saudi Prince Vows to Protect Turkey Ties After Khashoggi Death(抜粋)

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