アップルCEOがライバル批判、データ収集は「監視」と同等

  • クック氏:プライバシーの重要性を主張、法制度による保護求める
  • フェイスブックCEO:広告ベースのビジネスモデルを擁護

Tim Cook, CEO of Apple Inc

Photographer: ARIS OIKONOMOU/AFP
Photographer: ARIS OIKONOMOU/AFP

米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、グーグルやフェイスブックといった利用者のデータを収集している企業のサービスは「監視」に等しいと非難し、プライバシーやそれを保護する法制度の重要性を訴えた。

  ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)のプライバシーに関する会合で発言したクック氏は、「これは監視であり、集積されたデータは収集している企業を豊かにするために利用されるだけだ。われわれを不快にするものだ」と述べた。

  一方、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOはクック氏の発言後に流されたビデオメッセージで、広告をベースとした同社のビジネスモデルは「誰でも手が届く」サービスを可能にするものだと擁護した。

  ザッカーバーグ氏は「当社は利用者に請求する代わりに、広告を流す広告主に請求する」と述べ、「無料で利用できるサービスを望む利用者の声を当社は絶えず聞いている」と主張した。

  クック氏はまた、欧州で導入された一般データ保護規則(GDPR)と同様のプライバシーを保護する連邦法が米国でも必要だとあらためて述べた。

原題:Apple CEO Slams Silicon Valley Rivals Over Use of Data (2)(抜粋)

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