UPS株が下落、貿易懸念と7-9月利益率低下で先行き不透明

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宅配大手、米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の7-9月(第3四半期)決算は利益率が低下した。増大する電子商取引に対応するための費用がかさみ、想定したコスト節減につながっていない。利益率低下に加えて貿易摩擦懸念が重しとなり、24日の米市場でUPS株は前日比で一時5.9%安となった。

  発表資料によると、7-9月期の米国小口貨物部門の営業利益率は9.5%と、前年同期から2.7ポイント低下。過去には14%近辺で推移していた。

  国際小口貨物部門の営業利益率は16.6%と、前年同期から2ポイント低下した。燃料費の高騰、為替レートの変動、「貿易政策の変更に関連する、経済の多少の軟化」が背景にあると、UPSは発表資料で説明した。

  売上高は前年同期比7.9%増の174億ドル。売り上げの6割を占める米国部門の売上高は8.1%増となった。

Focus on the Margin

UPS is struggling to boost margins as higher-cost residential deliveries surge

Source: Company reports

  同社は2018年通期利益見通しを1株当たり7.03-7.37ドルで据え置いた。

  年末商戦の繁忙期に備え、UPSは自動化施設での仕分け能力を強化した。国際配送量の増加に対応するための大型貨物機も追加購入した。

原題:UPS Tumbles as Trade Fears and Profit Squeeze Cloud Outlook(抜粋)
UPS Cost Pressures Crimp Gains From E-Commerce Investment Push

(第1段落に株価動向を追加、その後に3段落挿入して全体的に更新します.)
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