Photographer: Mshake/iStockphoto

個人投資家は押し目買い、プロは売り越し-BofAの米株顧客データ

  • 個人顧客は先週、10億ドル超の株を購入-2月以来の高水準
  • 機関投資家とヘッジファンドは先週、引き続き売り越し
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株式投資について、プロの投資家と一般投資家の乖離(かいり)が大きくなりつつある。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)の顧客調査によると、3週連続で個人投資家は米株を押し目買いし、機関投資家とヘッジファンドは売り越した。リテール投資家からの需要のおかげで、BofAの顧客全体による買いは先週、5月後半以来の高水準となった。

  これは1銀行の顧客についてのデータにすぎないが、最近数カ月の投資家センチメントの傾向をとらえている。一方に、利益の伸びが20%でバリュエーションは低下しているのだから、最近の下げは買いの好機との見方がある。他方、債券利回り上昇や利益拡大ペース鈍化、米国内外での絶え間ない政治的緊張と、9年半に及ぶ上昇相場を脅かす要因が集まっているとの考え方もある。

  チャールズ・シュワブの最高投資責任者(CIO)、リズ・アン・ソンダース氏は電話取材に対し、買い余力が枯渇するまで売りが続く可能性があるとして、「今は個人投資家にもっと怖がってほしい」と述べた。

  BofAによると、同社の個人顧客は先週、10億ドル(約1130億円)余りの株を購入。2月以来最大で、2009年以降のデータの中で6番目の高水準だった。BofAの株式ストラテジストらはリポートで、「強気相場が終わっていないというリテール投資家の自信がうかがわれる」と記述した。

  一方、ヘッジファンドと機関投資家の動向を4週単位で見ると、少なくとも8月から売り越しが続いている。

原題:Mom and Pop Are Buying the Dip in Stocks While the Pros Stay Put(抜粋)

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