ソロス財団「憎悪の政治」殺害の脅迫招くと非難-爆発物の発見受け

  • 爆発物の件はFBIのテロ合同捜査班に委ねられたという
  • ソロス氏はトランプ大統領や共和党から批判にさらされてきた

資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏が設立した国際助成団体「オープン・ソサエティー財団」は23日、米国の政治的分断を非難し、礼節をより重んじるよう求める声明を発表した。ソロス氏を巡っては、ニューヨーク州にある同氏の自宅の郵便受けで爆発物が見つかったと前日報じられた。

  オープン・ソサエティー財団は「米国と世界中の非常に多くの国々で今日われわれの会話を支配している憎悪の政治は、過激主義と暴力を引き起こしている。恐怖とうそ、独裁主義の高まりというこのような雰囲気の下では、自分の見解を表明しただけで、殺害の脅迫を招くこともあり得る」と訴えた。

  米紙ニューヨーク・タイムズによれば、ソロス氏は当時留守にしており、爆発物の件は連邦捜査局(FBI)のテロ合同捜査班に委ねられたという。FBIの報道官にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

  民主党政治家や進歩的な理念を資金面で長年支援しているソロス氏は、右派にとって厄介な存在であり、彼らはあらゆる機会を捉えて反米的な策略の背後に同氏がいると主張している。

  最近ではトランプ米大統領が、ブレット・カバノー氏の連邦最高裁判事指名承認に反対する人々の活動資金がソロス氏から出ているとツイートしていた。

原題:Soros Foundation Decries ‘Politics of Hate’ After Bomb Is Found(抜粋)

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