ボルトン氏:11月にパリで米ロ首脳会談-関係は依然として緊張

  • ボルトン米大統領補佐官、モスクワ訪問でプーチン大統領と会談
  • 米国は中距離核戦力廃棄条約から「いずれ」正式に離脱すると警告

ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領が来月パリで開かれる第1次大戦終結100年記念行事に合わせて会談する。ホワイトハウスのボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が23日、モスクワでプーチン大統領と90分間会談した後に明らかにした。

10月23日にモスクワで会談したプーチン大統領とボルトン補佐官

フォトグラファー:Maxim Shipenkov / AFP via Getty Images

  ボルトン補佐官は記者団に対し、両首脳が「通常の二国間の会談」を11月11日に計画していると説明した。実現すれば、7月のヘルシンキ以来の米ロ首脳会談となる。ただ、新たな首脳会談開催の合意でも、米ロ関係の長引く緊張は覆い隠せなかった。

  ボルトン氏はトランプ大統領が1987年に調印された中距離核戦力(INF)廃棄条約から「いずれ」正式に離脱する方針を繰り返し表明。ロシアの条約違反は「長期にわたっており根深い」と述べた。ロシア側はこれに反論し、プーチン大統領は会談の冒頭、米国による対ロ制裁などの措置は「全くいわれのないことだ」と述べた。

  ボルトン補佐官はまた、2016年米大統領選へのロシアの干渉疑惑問題を取り上げ、ロシアの干渉が最終的な結果を変えていないことが証拠から示唆されているものの、「米国の選挙を妨害するな」という教訓をロシア政府に与えたと指摘した。プーチン大統領は干渉疑惑を繰り返し否定している。ロシア当局者はこの問題が提起されたが、議論されなかったと説明した。

原題:Bolton Says Trump, Putin to Meet in Paris as Ties Still Strained(抜粋)

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