テスラ、空売り投資家が強気に転換-業界他社を「吸引」しつつある

  • シトロン・リサーチのレフト氏が態度を変えた
  • テスラがBMW、メルセデス、トヨタ、ホンダの顧客奪う-レフト氏
A Tesla Inc. Model 3 Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

テスラ株の下落に賭けてきた空売り投資家が姿勢を転換し、同社が自動車業界で他社を「吸引」しつつあると述べて同社の株価を押し上げた。

  シトロン・リサーチのアンドルー・レフト氏は長きにわたりテスラ株のショート(売り持ち)を公言してきたが、23日のリポートでは同社がBMWとメルセデス、トヨタ、ホンダから顧客を奪う動きだと指摘した。

  またブルームバーグテレビジョンのインタビューでレフト氏は、テスラは危機を脱しつつあるが、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の風変わりな行動が投資家の気をそらせていると指摘。「マスク氏が本筋を外れた話題をもたらすことで、私も含め同社の根本的なビジネスについて忘れ始めていた。テスラ車が購入されている状況、それは革命であり、私は本当に過小評価していた」と語った。

  テスラの株価は決算発表を翌日に控えた23日、13%高で終了。7-9月(第3四半期)が終了に近づく9月末にマスク氏は従業員に対し、テスラは「黒字化達成にとても近づいている」と説明している。

  シトロンはテスラについて長い間ショートポジションを取っており、3月時点では需給問題で株価は年末までに100ドルに下げると予想していた。レフト氏はリポートで「誰もがマスク氏の大麻吸引に目がくぎ付けになる一方で、同氏はひそかに自動車業界全体を『吸引』しつつある」と指摘した。

原題:Tesla Is ‘Smoking’ Rest of Auto Industry, Ex-Short Left Says(抜粋)

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