アトランタ連銀総裁:追加利上げを支持-景気過熱に警戒感

  • 高圧経済に深入りし過ぎるとリセッションを招く恐れ
  • ボスティック総裁:米経済見通しのリスクは上向き

アトランタ連銀のボスティック総裁は23日、漸進的な追加利上げを支持すると述べ、過度の刺激策で経済を過熱させれば、低所得者層に打撃を与えるリセッション(景気後退)を招きかねないと警告した。

  ボスティック総裁はルイジアナ州バトンルージュでの講演のテキストで、「新たなデータによって私の見解が変わらない限り、中立的な政策金利に達するまでは、緩和策の漸進的解除を続けることが適切だと考える」と述べ、景気を加速も減速もさせない中立金利の水準については不確実性があるものの、「私の評価では、そこに達するにはまだもう少し利上げを行うことになる」との認識を示した。

  今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ同総裁は9月の会合で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジを2ー2.25%に引き上げることを支持した。これは今年3回目の利上げで、当局者の予想中央値によると、FOMCは12月までに4回目の利上げを想定している。

  ボスティック総裁は「重要な問題は、高圧経済が社会的に不利な条件の人々を新たに労働市場に参加させるかどうかではない。むしろ、こうした恩恵が、不可避と想定される将来のリセッション(景気後退)を前にして持続性があるかどうかが正しい疑問だ」と指摘。アトランタ連銀の調査を引用し、「経済がこうした高圧局面に深入りし過ぎて多くの人々に最終的に重い負担をかけることを防止する必要がある」と付け加えた。

  米経済見通しのリスクについては現時点で「上向きに傾斜している」と述べ、「おおむね均衡している」とするFOMCよりもタカ派的な見方を示した。

原題:Fed’s Bostic Supports More Hikes, Warns of Running Economy Hot(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE