OPECは「極力大量に生産する態勢」-サウジ石油相

Saudi Energy and Oil Minister Khalid al-Falih

Photographer: FAYEZ NURELDINE/AFP
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石油輸出国機構(OPEC)および同盟国は、需要に対応し供給不足を埋め合わせるために「極力大量に生産する態勢」だと、サウジアラビアのエネルギー相が述べた。主要産油国が原油価格の上昇に歯止めをかけようと取り組んでいることが、これまで以上に強く示された。

  ファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はリヤドで開かれた投資会議で、サウジはすでに原油生産を過去最高に近い日量1070万バレルに引き上げており、イランのエネルギー業界に対する米国の制裁で生じる供給不足分を埋め合わせるため、追加の増産を行うことも可能だと述べた。トランプ米大統領は、来月の制裁発動による原油価格押し上げ効果を緩和する上でサウジが協力することを期待している。

23日、フューチャー・インベストメント・イニシアチブに出席したサウジのファリハ・エネルギー相

Fayez Nureldine / AFP via Getty Images

  「われわれは具体化した需要を全て満たす」とファリハ氏は述べた。サウジ反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害事件を巡ってサウジ政府への逆風が強い中、この投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ」は影が薄くなっている。

  サウジとロシアが原油生産量をさらに増やす方針を示し、米国の在庫が増える中、ロンドンICEの北海ブレント原油先物は10月3日に付けた直近の高値から約10%下落している。

  ファリハ氏は、石油・ガス業界には「大規模な投資資金の流れ」が戻っており、それが北海や一部OPEC加盟国での減少分補てんを支える新たな供給をもたらすと述べた。それでも、需要と供給の両方の観点から、来年の見通しは「かなり予測不可能だ」と述べた。

原題:OPEC’s in ‘Produce as Much as You Can Mode,’ Al-Falih Says (1)(抜粋)

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