エネルギーや金属など5.6兆円の契約締結、成功演出:サウジ投資会議

  • サウジアラムコはトタルやハリバートン、住友商などと調印
  • カショギ氏殺害事件でトルコがサウジの説明否定、逆風強まる中で

サウジアラビアはリヤドで開いた投資会議で、エネルギーや金属など25件余りの契約に調印した。反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害事件を巡りトルコがサウジ政府の発表を否定するなど逆風の中で、会議の成果を誇示しようとしている。

  電子メールで配布された発表文によると、国営石油会社サウジアラムコはフランス石油大手トタルや石油サービスの米ハリバートン、韓国の現代重工業などと15件の合意に署名した。

トラフィギュラとモダン・インダストリアル・インベストメント・ホールディング系列会社が契約

写真家:Javier Blas / Bloomberg

  約500億ドル(約5兆6200億円)に上る契約の一部はすでに発表済み、一部は新たなベンチャーや既存の契約を前進させるものだった。サウジアラムコが結んだ契約の総額は340億ドル相当で、住友商事や中国北方工業(ノリンコ)との合意も含む。

  大手銀行幹部や企業経営陣、各国の要人らが出席を見合わせる中で、サウジはムハンマド・ビン・サルマン皇太子肝いりで開く会議の成功を演出したい考えだ。 皇太子側近の情報当局者らがカショギ氏を殺害したと政府が認めたことで、皇太子は圧力にさらされている。

フューチャー・インベストメント・イニシアチブのオープニングセレモニー

写真家:Fayez Nureldine / AFP /ゲッティイメージズ

原題:Saudis Sign Deals From Energy to Metals in Bid to Salvage Forum(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE