フォード、トランプ関税への批判強める-米鉄鋼価格の上昇で

  • 「米国の鉄鋼コストは世界のどの地域よりも割高」-ヒンリクス氏
  • 関税で約10億ドルの利益失われた-ハケットCEOが先月指摘

フォード・モーターは、トランプ政権による鉄鋼関税の導入で米国の鉄鋼価格は他のどの市場よりも高くなったと指摘し、大統領が仕掛けた貿易戦争への批判を強めた。

  同社の世界事業担当社長ジョー・ヒンリクス氏は22日、「米国の鉄鋼コストは世界の他のどの地域よりも割高だ」と述べ、関税について同社はトランプ政権と協議していると付け加えた。デトロイトの西にある工場で「レンジャー」ピックアップの生産を開始するイベントで発言したもので、「世界中で競争するには本国市場でコスト競争力が必要だと伝えている」と語った。

  ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)は先月、トランプ政権に対し、貿易紛争を早急に解決するよう呼び掛け、解決されなければフォードはさらなる痛手を被ると訴えた。関税によって約10億ドル(約1130億円)の利益が失われたとも指摘した。

金属関税について語るフォードのジム・ハケットCEO(9月26日)

原題:Ford Ratchets Up Rebuke of Trump Tariffs as Steel Costs Rise (1)(抜粋)

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