中国株の上昇は短命か、BofAが国家ファンドの不在を指摘

  • 上海総合指数は続伸もセンチメント主導、短期の持ち直し-崔巍氏
  • 中国政府は市場主導のアプローチ選好、直接介入は最後の手段

中国本土株が2016年以来の大幅高となったからといって、あまり興奮すべきではない。米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチがこう指摘した。

  BofAメリルの中国株戦略責任者で、15年の株価急落を事前に予想した崔巍氏は、上海総合指数の続伸はセンチメント主導で、持続する公算が小さい短期的な持ち直しだと分析。資金力のある国家ファンドは事態が悪化した場合にのみ介入に踏み切る最後の手段であり、今のところ株式市場への介入は見られないと話した。指数の具体的な目標は示さなかった。

  崔氏は「中国株式市場の信頼感が失われ、活発な売買を伴う形で連続して大きく下げるようであれば、中国政府は直接介入を余儀なくされる可能性がある」と指摘。「地合いが不安定でファンダメンタルズもなお悪化しており、そのようなシナリオも排除できない。政府はより市場主導のアプローチを選好しており、直接買い入れは最後の手段だ」とコメントした。

原題:Bank of America Is Already Calling Time on China Stock Rally (2)(抜粋)

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