ゴールドマン、デジタル銀行をウェルスマネジメント部門に移管へ

  • オンライン個人融資を手掛けるマーカス事業を移管へ
  • マーカスを通じウェルスマネジメント部門顧客向け商品拡大へ

ゴールドマン・サックス・グループは、急成長しているビジネスをウェルスマネジメント部門に移すことが、ブルームバーグが閲覧した文書で分かった。ウェルスマネジメント部門の顧客に売り込める商品を通じビジネス拡大を目指す。

  同文書によれば、オンライン個人融資などリテールバンキングを手掛ける「マーカス」事業の監督権限を、1兆5000億ドル(約169兆円)規模の投資運用業務部門に移す。増加する同部門顧客にマーカスのブランドで提供可能な新たなビジネスを開始するのが狙い。

  ゴールドマンの広報担当は、同文書の内容を確認した。

  デービッド・ソロモン新最高経営責任者(CEO)は今年先に、新しい消費者向け商品に顧客を引き付けるためウェルスマネジメント部門のイニシアチブの一部が利用され得ることを示していた。マーカスは現時点で個人ローンと預金勘定しか提供していないものの、住宅ローンやクレジットカード、退職年金商品に進出する意欲がある。

  今回の動きは、ゴールドマンがウェルスマネジメント事業を通じて目標とする顧客戦略を進化させていることの表れだ。同社は超富裕層個人だけにとどまらず、新規顧客開拓で裾野を広げつつある。

原題:Goldman Moves Digital Bank to Wealth Unit in Expansion Bid (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE