【米国株】S&P500下落、決算控えFANGは好調

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  • テクノロジー株は高い、銀行やエネルギー関連銘柄は下げる
  • 米国債は材料難で小動き、原油は朝方の下げを埋める
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

22日の米株式市場ではS&P500種株価指数が下落。主要企業の決算発表を週内に控える中、アジア市場での株高の流れは持続せず、金融や資源関連銘柄が特に下げた。米国債は材料難で小動きだった。

  • 米国株はS&P500種が下落、FANG好調でナスダックは上昇
  • 米国債は小動き、10年債利回り3.20%
  • NY原油はほぼ変わらず、サウジ供給リスクは後退
  • NY金は続落、1オンス=1224.60ドルで終了

  S&P500種構成銘柄は過半数が下げ、中でも銀行株の値下がりが目立った。原油相場軟調を背景に、S&P500エネルギー指数は1%余りの下落となった。一方、大型ハイテク企業の決算発表を待つ展開で「FANG」の株価が上昇し、ナスダック総合指数を押し上げた。

  S&P500種は前週末比0.4%下げて2755.88。ダウ工業株30種平均は126.93ドル(0.5%)安の25317.41ドル。ナスダック総合指数は0.3%高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.20%。

  ニューヨーク原油先物相場はほぼ横ばい。4営業日連続で70ドルを下回って取引を終えた。サウジアラビア反体制派記者の殺害問題を巡る政治的手段として自国の石油資産を使う意図はないとサウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が言明したことや、米原油在庫が先週増加したとの市場予想で一時、下げる場面もあった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1バレル=69.17ドルで終了。限月交代で、より取引量の多い12月限は、ほぼ変わらずの69.36ドルで終えた。ロンドンICEの北海ブレント12月限は5セント上げて79.83ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落、100日移動平均線をやや下回る水準となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.3%安の1オンス=1224.60ドルで終了した。

  今週は米主要企業の決算発表が数多く予定されている。日興アセットマネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、ジョン・ベイル氏は「貿易摩擦が事業への支障になったかどうかを判断する上で、特に工業関連企業がどうなるか見守ることは極めて重要だ」と語った。

  ノーザン・トラストのウェルス・マネジメント部門の最高投資責任者、ケイティ・ニクソン氏はこれまでに出た米企業決算に関し、「市場予想を上回ったものが平均より多く、投入価格上昇を巡る懸念がある中でも、粗利益率の改善は続いている」と話した。

原題:U.S. Stocks Fall as Dollar Gains; FANG Boosts Tech: Markets Wrap(抜粋)
USTs Steady on Poor Volumes; Long End Lags, Steepening the Curve(抜粋)
 Oil Closes Below $70 for Fourth Session as Stockpiles Accumulate(抜粋)
 PRECIOUS: Gold Holds Near 100-Day MA as Italy Worries Ease(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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