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Photographer: Daniel Acker/
cojp

米中間選挙の結果に「テールリスク」、利回り曲線が混乱も

  • いずれかの政党の決定的勝利、市場見通しより確率高い-ハーマン氏
  • 民主党ならフラット化、共和党ならスティープ化に進むと予想
"I Voted" stickers sit on a table in a polling station inside Our Savior Lutheran Church during the South Carolina Republican presidential primary election in Columbia, South Carolina, U.S., on Saturday, Feb. 20, 2016. With South Carolina polls closing at 7 p.m., voters will have their say in the Republican presidential contest as Donald Trump, who holds a commanding lead in most South Carolina polls, and five other Republican candidates face off.
Photographer: Daniel Acker/

11月6日の米中間選挙で、上院と下院の多数派が異なる「ねじれ」議会が誕生すると予想する向きが多い。だが、MUFGセキュリティーズアメリカの金利ストラテジスト、ジョン・ハーマン氏は、いずれかの政党が決定的な勝利を収める可能性は大半が予想するよりも高く、そうなれば米国債利回り曲線にとって大きな「テールリスク」になると警告した。

John Herrmann 

ジョン・ハーマン氏

Source: Bloomberg

  ハーマン氏は19日付のリポートで「中間選挙結果に関して金融市場が見込む基本シナリオについて、当社のモデルに従うと、市場には過大な『油断』があるように見受けられる」と指摘。「中間選挙を前に市場の見方に『油断する』ようにとは、顧客に勧められない。テールリスクが発生する恐れがあるからだ」と続けた。

  ハーマン氏はいずれかの政党が上下両院を制すると予測しているわけではなく、その可能性への注意を投資家に呼び掛けただけだ。だが、このリスクが発生する確率は37%だとし、市場のプライシングが現在示唆するよりも高いという。

  民主党が両院を制すれば、トランプ大統領の弾劾手続きが始まる可能性があるほか、増税や防衛費削減、社会保障費用の増加が模索されそうだ。ハーマン氏によると、これらは経済成長の減速を後押しするため利回り曲線はフラット化に向かう。

  逆に共和党が両院の過半数を維持して票を伸ばした場合は、インフラ支出の増額やいっそうの減税が実現に向かうため利回り曲線はスティープ化すると、ハーマン氏はみる。

The spread between 2- and 10-year Treasuries is near a post-crisis low

原題:Beware Midterms ‘Tail Risk’ That Could Roil the U.S. Yield Curve(抜粋)

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