キリンのオーストラリア事業売却額は1600億円にも、中国伊利など関心

  • キリンは11月後半に1次入札実施を要請-関係者
  • 伊利、カナダ・サプートに加え、豪コカコーラ・アマティルも参戦か
Milk produced by a2 Milk Co. is poured into a glass. Photographer: Brendon Thorne
Photographer: Brendon Thorne

キリンホールディングス(HD)のオーストラリア乳製品事業の売却で、中国最大の乳製品メーカー、内蒙古伊利実業集団とカナダの同業サプートが関心を示している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者によると、キリンが売却を検討しているオーストラリア子会社ライオンの乳製品・飲料事業に対して買収提案を行う可能性を探るため、伊利とサプートはそれぞれ投資銀行と協議している。キリンは11月後半までに第1次入札を行うことを求めたと、情報が非公開であることから匿名を条件にした関係者が明らかにした。

  この事業の売却額は20億オーストラリアドル(約1600億円)前後に上る可能性があると、関係者はみている。関係者によると、豪飲料大手コカコーラ・アマティルも買収に名乗りを上げる可能性がある。

  キリンとサプート、コカコーラ・アマティルの担当者はコメントを控えた。伊利にコメントを求めたが現時点で応答はない。

原題:Kirin’s A$2 Billion Dairy Arm Said to Draw Top China Milk Brand(抜粋)

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