Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

1973年のオイルショックを繰り返す意図は一切ない-サウジ石油相

  • サウジは近く、日量1100万バレルへ増産も-ファリハ氏がタス通信に
  • カショギ氏殺害を巡る政治的な危機を世界は「英知」で対応を
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

サウジアラビア出身の反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害問題を巡る政治的な道具としてサウジは自国の石油資産を使う意図はなく、近く原油生産を再び引き上げる計画だと、サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が言明した。

  ファリハ氏はロシアのタス通信とのインタビューで、「われわれは何十年もの間、石油政策を責任ある経済手段として用い、政治とは切り離してきた」と述べ、「トルコにいたサウジ国民の身に起きた問題を含めて、世界が英知をもって政治的な危機に対処するよう願う」と話した。タス通信は22日、このインタビューを報道した。

  同氏は1973年の第1次オイルショックを繰り返す意図は一切ないと発言。この時はサウジを含むアラブ産油国が第4次中東戦争でイスラエルを支持した米国や欧州諸国への報復措置として、原油供給を制限した。

  サウジは「近い将来に」原油生産を日量1100万バレルに引き上げる用意があり、市場での必要性に応じて最大1200万バレルまで増産できる能力があると、ファリハ氏は述べた。

原題:Saudi Arabia Has No Plans to Repeat 1973 Oil Crisis, Falih Says(抜粋)

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