イタリア資産が値上がり、ムーディーズ見通し「ステーブル」で安心感

更新日時
  • 10年債利回りは一時18bp低下の3.3%、4日以来の低水準
  • イタリア政府、財政赤字はGDP比2.4%決して超えないと表明

22日の欧州債市場でイタリア国債が上昇。ムーディーズ・インベスターズ・サービスがイタリアの格付けを引き下げたものの投資適格級に維持したことで安心感を誘った。同国政府は来年の財政赤字が国内総生産(GDP)の2.4%という目標を超えることはないと表明した。

  10年債利回りは一時2週間余りで最低となった。ムーディーズは19日、イタリアの格付けを投資適格で最低の「Baa3」に引き下げたが、見通しは「ステーブル(安定的)」としたため投資家が戻った。トリア財務相が予算を巡る欧州連合(EU)からの批判への返答で融和的な姿勢を示したことも好感された。

  10年債利回りは18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.3%と4日以来の低水準を付ける場面があった。ロンドン時間午後0時20分現在は5bp低下、ドイツ債との利回り格差は297bp。イタリア株の指標であるFTSE・MIB指数は0.6%高。銀行株などが上げを主導した。

原題:Italian Bonds Gain as Moody’s Ratings Decision Assures Markets(抜粋)
Italian Assets Climb After Moody’s Review Damps Budget Tensions

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