オーストラリア補選で与党が敗北へ-下院で過半数割れに

  • 補選では無所属候補が与党候補に勝利する見通しとなった
  • 保守連合は19年5月の総選挙まで政権を維持する方針

オーストラリア・シドニーでターンブル前首相の政界引退に伴う下院補欠選挙が20日に実施され、無所属候補ケリン・フェルプス氏が与党・自由党の候補に勝利する見通しとなった。これに伴い、自由党・国民党の保守連合は下院で過半数を失うことになりそうだ。

  ただ、21日に郵便投票の開票作業が続く中、フェルプス氏のリードが1000票未満に縮小したことで、モリソン首相はわずかな望みをつないでいる。最終結果が確認されるまで数日かかる可能性もある。

ケリン・フェルプス氏(10月20日)

写真家:コールベネット/ゲッティイメージズ

  モリソン首相は20日夜に事実上の敗北宣言を行い、今回の結果は予想外であり、政権が内紛の代償を払っているとの見解を示していた。

  保守連合の下院での議席数は150議席中75議席となる見通しとなったものの、自由党の副党首を務めるフライデンバーグ財務相は、2019年5月に予定されている総選挙まで政権を維持する方針を示した。

モリソン首相(10月20日)

フォトグラファー:Saeed Khan / AFP via Getty Images

原題:Australia’s Government Vows to See Out Term After Poll Backlash(抜粋)

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