トランプ米大統領、サウジの対応評価-両党議員は懐疑的な見方

トランプ米大統領は、サウジアラビアが行方不明になっていたジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がイスタンブールの総領事館で殺害されたことを認め、高官2人を解任し18人を拘束した対応を「良い最初のステップ」と評価した。しかし共和、民主両党の議員からは懐疑的な見方が相次いでいる。

  トランプ大統領は19日、アリゾナ州で開かれた国防関連企業の幹部らとの会合に出席した際にサウジについてのコメントを発表した。会合でトランプ氏は、自らがサウジと締結した武器売却を自画自賛し、売却撤回に反対する考えを重ねて示した。

  米下院情報特別委員会メンバーのピーター・キング共和党議員は「サウジの『説明』は大半の疑問に答えていない。疑念が強まった。意味をなさない。信じられない」とツイートした。上院軍事委員会の民主党トップ、ジャック・リード議員は声明で「60歳の男性との殴り合いで15人もの男とボーンソーを持ち込んだりはしない。それに殴り合いで誤って死亡したのなら、遺体はどこにあるのか」と指摘した。

  上院外交委員会のボブ・コーカー委員長は声明で、サウジは「彼ら自身の捜査を行うことができる。だが、米政権はカショギ氏殺害の責任について独立した信頼できる決定を下す必要がある」との考えを示した。  

原題:Trump Praises Saudi Response in Khashoggi Case Amid Skepticism(抜粋)

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