中国当局、スイス・リーに安邦保険への出資を打診-関係者

再保険会社のスイス・リーは、中国の安邦保険集団に出資する可能性について中国当局と協議を持ったと、事情を知る複数の関係者が明らかにした。

  中国当局は安邦保険の経営立て直しに向け、新たな資金源を確保しようと、複数の候補に打診している。スイス・リーは実際に出資するかどうかの決定を下していないという。非公開の情報だとして匿名を条件に関係者が語った。

  中国側は協議の一環で、安邦保険の海外資産の一部取得についてもスイス・リーに打診したと、関係者らは述べた。安邦の海外資産にはベルギーの保険会社フィデアやオランダの保険会社ビバットなどがあり、韓国の東洋生命の経営権も持つ。

  中国当局は今年2月に安邦保険を暫定的に公的管理下に置き、創業者の呉小暉会長を詐欺罪で訴追。それ以降、国内外の投資家に安邦保険株の取得を働き掛けている。

  スイス・リーの広報担当者はコメントを控えた。中国の銀行保険監督管理委員会(銀保監会)に営業時間外にコメントを要請したが、現時点で返答はない。安邦保険の担当者は、市場の臆測にはコメントしない方針だと述べた。

原題:Swiss Re Said to Discuss Investment in Insurer Anbang With China(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE