PIMCO、インカム・ファンドのプライベート版を準備ー関係者

  • 次の景気後退期では多大なチャンス、資金用意するとローマンCEO
  • PIMCOはプライベートファンド増強に向け採用進める

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、手数料の高いプライベートファンドの急成長に賭け、次の景気後退期に備えている。

PIMCOのアイバシンCIO

写真家:Misha Friedman / Bloomberg

  PIMCOと言えば上場債券ファンドだが、アイバシン最高投資責任者(CIO)が運用する「PIMCOインカム・ファンド」のプライベートファンド版を提案していると、事情に詳しい関係者が明らかにした。情報が公表されていないことを理由に匿名を希望した関係者によると、PIMCOは他の大半のプライベートファンドよりはリスクを低く抑えつつ、インカム・ファンドと異なり資金の引き揚げに制限をかける方針だという。

  PIMCOは投資額が大きく経験も豊富な投資家に対する商品を増やしており、ディストレスト債や新興市場、その他投資妙味が生じた資産を担当する運用者を採用するなどプライベートファンドを増強する準備を進めている。2年前に最高経営責任者(CEO)に就任したエマニュエル・ローマン氏は、それが次回の景気後退期で資金を生むことになると考えている。

  ローマンCEOは今回行われたインタビューで、「深刻なリセッションに陥れば世界にとっては良くないが、多くのチャンスが生じる」とし、多額の資金を投入できる準備をすると語った。

  ローマンCEO、アイバシンCIOともマーケティングに規制上の制限があるとして、同社のプライベートファンドについて具体的に触れることを控えた。

原題:Pimco Revs Up Private-Fund Playbook to Profit in Next Recession(抜粋)

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