イタリア:株と国債が下落、EUがポピュリスト政権の予算に強い批判

更新日時
  • イタリア10年債とドイツ債のスプレッドは一時338bpに拡大
  • イタリア株の指標FTSE・MIB指数は17年2月以来の安値

19日の金融市場でイタリア国債と株が3日続落。ポピュリスト政権の予算原案を欧州連合(EU)が強く批判した。

  イタリア10年債のドイツ債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は一時、5年半ぶりの水準に達した。EUの欧州委員会は18日、イタリア政府への書簡で、歳出が過剰だとして予算案の説明を求めた。イタリア予算について欧州委はこれから正式に判断する。同時に、S&Pグローバル・レーティングとムーディーズ・インベスターズ・サービスはイタリアのソブリン債格付けを見直しており、月内に格下げを決める可能性がある。

  イタリア10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.75%。ドイツ債とのスプレッドは一時338bpと2013年4月以来の大きさとなった。イタリア株の指標のFTSE・MIB指数は1.6%安で17年2月以来の安値。ウニクレディトやインテーザ・サンパオロなど銀行株が下げの中心。

原題:Italian Assets Slide After EU Ramps Up Pressure on Government(抜粋)

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