ECBは2020年にマイナス金利を脱却、利上げ開始は19年

  • 20年1月にマイナス金利終了し、8カ月後に中銀預金金利プラスに
  • 利上げ開始19年9月、預金金利20年末までにプラス0.25%へ
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)は2020年1月にマイナス金利を終わらせ、その8カ月後に中銀預金金利をプラスにすると、ブルームバーグの調査に答えたエコノミストらが予想した。

  利上げ開始は19年9月と見込まれており、預金金利は20年末までに現在のマイナス0.4%からプラス0.25%まで引き上げられる見込み。今月25日の会合での金融政策変更は予想されていない。

  ECBは量的緩和の終了に向けて大きく歩みを進め、資産購入の月額を150億ユーロ(約1兆9300億円)に減らした。総額で2兆6000億ユーロとなる購入プログラムは年末で終了する予定であり、焦点は金利に戻った。

  ECBは現在、利上げ開始は19年夏が終わった後としているが、一部当局者らはその時期ばかりでなくその後の金利の軌道も含め、中銀の意向をどう市場に伝えるかの戦略を公に議論し始めている。

  デカバンクのエコノミスト、クリスチャン・テートマン氏は「ECBのフォワードガイダンスはこれまで初回利上げの時期に集中していたが、19年夏が近づくに伴い、ECBは金融環境が引き締まり過ぎることを避けるために、中期的な利上げペースについて市場の期待をより積極的に誘導していくことが必要だ」と指摘した。

Rate Path

Economists see ECB raising borrowing costs gradually through 2020

Source: Bloomberg survey conducted Oct. 12-17

Risks to Euro-area Economy

Italy's political crisis is considered single-biggest threat to outlook

Source: Bloomberg survey conducted Oct. 12-17

Note: Risks were rated from 1 (none) to 5 (significant). Chart shows weighted averages.

Long-Term Funding

When TLTROs start to expire in June 2020, the ECB...

Source: Bloomberg survey conducted Oct. 12-17

原題:ECB Seen Ending Negative Rates in 2020 After Liftoff Next Year(抜粋)

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