イタリア:国債スプレッドが2013年来の大きさ、来週にも格下げの恐れ

  • 予算巡るEUとの対立でドイツ債とのスプレッド、324bpに拡大
  • S&Pとムーディーズの格付けは共にジャンク級から2段階上

イタリアを巡る投資家のリスク回避指標である10年物国債のドイツ債との利回り格差(スプレッド)が5年余りで最大になっている。予算を巡る欧州連合(EU)との対立の中、来週にもソブリン格付けを引き下げられる恐れがある。

  イタリア債のドイツ債に対するスプレッドは2013年4月以来の最大に達した。イタリア政府は来年の財政赤字を国内総生産(GDP)の2.4%と想定しており、EU規則に抵触する。S&Pグローバル・レーティングスとムーディーズ・インベスター・サービスは同国のソブリン債格付けの見直しを月内に完了する予定。現在の格付けは両社ともジャンク級(投機的格付け)から2段階上の水準。

  ロンドン時間18日午後4時4分のイタリア10年債利回りは12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.67%。ドイツ債とのスプレッドは324bpだった。

原題:Italy’s Yield Spread Over Germany Hits Highest Level Since 2013(抜粋)

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