テスラが航続距離短めの「モデル3」受注開始、4万5000ドル

  • 約260マイルの中距離版、昨年発売の車種より約4000ドル安い
  • 連邦・州政府の税額控除を加味すれば3万5000ドルに-マスク氏

電気自動車メーカーの米テスラが長らく約束してきた3万5000ドル(約392万円)のセダン「モデル3」はまだどこにも見当たらないが、その価格帯に近づきつつある。

  テスラは航続距離が約260マイル(約418キロメートル)の中距離バッテリータイプのモデル3の注文受け付けを4万5000ドルの価格で開始した。昨年発売したモデル3のインセンティブやオプションを除いた価格に比べて約4000ドル安い。

テスラのモデル3

フォトグラファー:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  テスラはモデル3を一部の購入者に入手しやすくしているものの、航続距離の長いバッテリーを搭載した車種を5万4000ドルに値上げする。この車種は航続距離が310マイルで、加速性能を向上させた。

  イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、中距離用モデル3が米カリフォルニア州では連邦・州政府の税額控除を加味すれば3万5000ドルになるとツイートした。ただ、こうした税額控除を受けられる期間は終わりに近づいている

  テスラは7月に米国内販売台数が20万台に達し、税額控除制度を縮小する基準に達したため、今年の12月31日より後は7500ドルの控除を全額得ることはできなくなり、2019年1-6月期は控除は半減、その後2四半期はさらに半減される。

  マスク氏(47)は16年3月にモデル3を大々的に発表し、価格がインセンティブ考慮前で3万5000ドルからになると約束していた。

原題:Tesla Starts Taking Orders for Shorter-Range Model 3 at $45,000(抜粋)

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