英で「狂牛病」発生-スコットランドの農場で、輸出に影響も

  • スコットランド政府は牛肉の輸出に影響するとは予想せず
  • 今回のBSE発生でヒトの健康への脅威はないと当局は強調

Photographer: Simon Dawson / Bloomberg

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英スコットランド東部のアバディーンシャーの農場で、牛海綿状脳症(BSE)、いわゆる「狂牛病」に感染した牛が確認されたと政府が発表した。英国でのBSE発生は2015年以来となる。感染が拡大すれば、同国からの牛肉輸入の制限に各国が動くことも懸念される。

  今回の発生が従来型のBSEであり、食料供給に混入していないと当局は強調。「スコットランドの牛肉産業は、肉質に世界的な定評があり、今回のケースが現在の輸出に影響するとは予想していない。高い評価を得ている牛肉の輸出について、中国などの関係国と引き続き緊密に連絡を取り合っていく」と政府は発表資料で説明した。

  BSEの感染がさらに確認されれば、英国産牛肉の輸入禁止に発展する可能性もある。BSEは変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の原因とされ、英国で感染が拡大し死者も出た1980年代から90年代には、英国産牛肉の禁輸が広く行われる事態となった。

原題:Mad Cow Disease Found in the U.K. for First Time Since 2015 (2)(抜粋)

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