米中古住宅販売:9月は約3年ぶり低水準-金利上昇など響く

更新日時

9月の米中古住宅販売件数は市場予想以上に減少し、約3年ぶりの低水準となった。物件価格や住宅ローン金利の上昇で、潜在的な買い手が購入を見合わせた。全米不動産業者協会(NAR)が19日発表した。

中古住宅販売のハイライト (9月)

  • 販売件数は前月比で減少し、年換算515万戸と、2015年11月以来の低水準。市場予想は529万戸
  • 販売価格(中央値)は前年同月比4.2%上昇の25万8100ドル
  • 在庫は前年同月比1.1%増の188万戸

  販売件数の減少はこれで6カ月連続と、14年以来の長期減少局面となった。バンクレート・ドット・コムのデータを基にブルームバーグが算出したところ、昨年低下した住宅ローンの30年固定金利(平均)は今年に入って約1ポイント上昇した。

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は記者向けブリーフィングで、「販売減少と在庫増加が裏付けているように、市場には明らかな変化が見られる」と指摘。直近の高水準からの冷え込みや住宅ローン金利上昇が反映されていると分析した。NARはハリケーンの影響が一部あった可能性にも触れている。

  販売に対する在庫比率は4.4カ月だった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Existing-Home Sales Fall to Least in Almost Three Years (1)(抜粋)

(詳細やNARのコメントなどを追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE