Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が大幅安、リスクオフの地合い強まる

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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株相場は大幅安。世界的に金融市場でリスクオフの地合いが強まる中、米国株も大きく売られる展開となった。一方で米国債と円は逃避需要から上昇した。

  • 米国株は大幅安、リスクオフの地合い強まる
  • 米国債は上昇、逃避需要で-10年債利回り3.18%
  • NY原油は続落、在庫増加を材料視
  • NY金は上昇、株価下落が手掛かり

  米国株は先週の急落以降で最大の下げ。米中貿易戦争の経済成長への影響やイタリアの債務問題、金利上昇を巡る懸念が広がった。テクノロジー株が再び下げを主導。一方で公益や不動産などディフェンシブ関連は相対的に良いパフォーマンスを見せた。主要なテクノロジー企業などの決算が低調だったことから、市場の懸念は強まっている。

  S&P500種株価指数は前日比1.4%安の2768.78。ダウ工業株30種平均は327.23ドル(1.3%)下げて25379.45ドル。ナスダック総合指数は2.1%安だった。米国債市場では、ニューヨーク時間4時53分現在、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.18%。

  ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのシニアポートフォリオ・マネジャー、ケビン・キャロン氏は「他のあらゆるボラティリティーの高まりと同様、正確な理由を挙げるのは困難だが、世界の貿易を巡る懸念や決算シーズンといったよく見られる材料はきょうもそろっている。企業がこの冬に追加関税が導入されるとみている可能性もある」と分析。「そうしたさまざまな材料が全て同時に出てきている状況だ」と加えた。

  ニューヨーク原油先物相場は続落し、ほぼ1カ月ぶり安値となった。サウジアラビアのジャーナリスト失踪事件を巡り同国と米国との間で緊張が続く一方、市場では米国での原油在庫増加が材料視された。エネルギー情報局が17日発表した週間在庫統計によると、原油在庫は先週649万バレル増加した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1.10ドル(1.6%)安の1バレル=68.65ドル。ロンドンICEの北海ブレント12月限は76セント下げて79.29ドル。

  ニューヨーク金スポット相場は上昇。株価の下落が手掛かりとなった。週間ベースでは3週続伸と、1月以来で最長の連続高。ニューヨーク時間午後1時42分現在、金スポット相場は0.3%高の1オンス=1226.49ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限はこの日0.2%上昇の1オンス=1230.10ドルで終了した。

原題:Stocks Slide, Treasuries Climb as Concerns Mount: Markets Wrap(抜粋)
Oil Falls to One-Month Low After U.S. Crude Stockpiles Surge
PRECIOUS: Gold Set for Longest Run of Weekly Wins in Nine Months

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